2022.09.20 知ってました?

知ってました?

最近、へぇ~そーだったのか~、と思ったことがありまして。
平ワッシャーには表と裏があるということ。
正しい向きに取り付ける必要があるということ。

平ワッシャーは大抵の場合プレスで製造されますが、
型の当たり始めはたれて角が丸くなり、打ち抜き側は角が鋭利になります。
ワッシャーを使用する目的の第一は締め付けた際の面当たりの圧力を分散して対象物の損傷を防ぐことですから
面は広いほうが良い。
ということは、僅かながら角が立っている側のほうが面積が広いのでこちらを対象物側に(つまり、裏)、
角の丸い方をボルト側に(こちらが表)、ということだそうです。
よくよく考えてみればそうだなと。
角の丸い面と立っている面があるのは知っていましたが、
この角(エッジ)が対象物を傷つけてしまいそうで、
今までずっと角の丸い方を対象物側に当てていました。
(でも、それもありのようです。)

単純な部品ひとつでも、ちゃんと理解して使用していれば一目置かれるかも?
え?知ってました? そうですか、私は知らなかった!

名古屋事業所 竹村