2018.07.20 イムリ

イムリ

横浜事業所、武山です。

半年に一度の楽しみな漫画が、先日発売された、三宅乱丈「イムリ」である。
ざっくり言うとSFファンタジーだ。
「ルーン」と「マージ」、2つの星に暮らす、支配民族カーマ、奴隷民族イコル、原住民族イムリ、
架空の三つの民族に巻き起こる戦争を描いたもので、もう最終局面を迎えている。
常識とは、正義とは何か?正しい行いとは?
現在もなお、世界のどこかで戦争は繰り返されている。
世界の歴史は、争いの歴史であり、戦争に勝利した主役は英雄として語られる。
しかしその時に死んでいった者、大切な人を失った、名もなき人々の気持ちはどうだったのだろう。
人は誰しも、美しくありたいと願う。その気持ちが事実を捻じ曲げる。血塗られた歴史を、美しい物語に変えてしまう。
ここ日本でも、自由を求めて多くの血が流された。血の海の上に今の自由がある。
しかしその自由によって、人はまた苦しんでいる。
「自由な心にはリスクが伴う」「正しい行いが、血を作っていく」今号で印象的だった言葉。
何が正しい行いか、常に疑問と迷いは持っていたいと思います。
また半年後の、次号が楽しみです。